大人の恋愛事情が赤裸々に！田中圭主演『恋がヘタでも生きてます』

『恋がヘタでも生きてます』は、藤原晶さんの人気同名コミックが実写化されたものです。

恋愛に対するものなら何でもあり、恋愛にまつわるエピソードが赤裸々に、恋愛に不器用な大人の本音が描かれています。

メインキャストは

茅ヶ崎美沙と雄島佳介のラブストーリーがメインなのですが、サブストーリの榎田千尋と橋本司の恋路もとっても面白いです。

むしろ、こちらのカップルの方が気になるという方もいたようですね。

茅ヶ崎美沙(高梨臨)は、仕事にかけるキャリアウーマン。

美人でスタイルもよく一見完璧な女性なのですが、とにかく恋愛が下手な女性。

プライドが邪魔をして、なかなか正直になれず人に甘えることもできません。

美沙とルームシェアをしている親友の榎田千尋(土村芳)は受付嬢で、物腰柔らかで服装からまるで美沙とは正反対。

美沙の目標は社長に就任することでいよいよそのチャンス到来かと思った矢先、海外からやってきた雄島佳介(田中圭)に社長の座を奪われてしまう。

千尋もまた、結婚間近だという時に婚約者の浮気が発覚する。

婚約者の浮気の理由は「千尋のセックス下手」というショッキングなもので…

そんな時に2人の前に現れたのが社長の座を奪われた雄島佳介「完璧男」と、千尋がセックスを教わる橋本司「セフレ男」だった。

佳介のことを誰よりもよく知る和久井遥香(野波麻帆)や司との間に割り込んでくる嫌味な千尋の後輩・桜井理佳子(内田理央)も登場。

大人の恋愛がとってもコミカルに描かれていて、リラックスしながら見られるドラマです。

ドラマ『おっさんずラズ』でも田中圭さんのナチュラルな雰囲気が素敵だと惹かれていたのですが、本作ではガラリと雰囲気を変え、田中圭さんの演技力にも圧倒されました。

ゲーム会社の社長役なのでいつもスーツスタイルだったのですが、それがスタイリッシュでお似合いで清潔感があって益々好感を持ちました。

このドラマは、男女の恋愛だけでなくルームシェアをしている美沙と千尋の友情も素晴らしくて憧れました。

美沙のお泊りの前には千尋が勝負下着を用意したり、何かとかいがいしく世話をやく千尋がかわいすぎました。

千尋のおっとりした雰囲気が土村芳さんの話し方、演技、声質とも非常にマッチしていました。

千尋は、男性から見た『理想の女』のような気もします。

恋愛下手の2人は自分の気持ちに素直になることでハッピーエンドを迎え、すっきりと見終えることができましたよ。

休みの日にまったりと大人のラブコメを視聴するのもいいですね。